こんにちは。
今週のお題「本棚の中身」
子供の頃に読んだハードカバーと絵本と、村上春樹が主たる内容です。
子供の頃は読書がとても好きでした。西向きの部屋で畳の上にコロンと寝転んで本を読んでいて気づいたら夕陽が差し込んでいた、というのが読書の原体験です。
白いレースのカーテンがフワッと風に揺れて。
今はなかなか集中力がもたないですね〜。腰が痛くなり、目が疲れ…年ですな。
子供の頃はナルニア国物語が一番好きでした。思うようにいかない日常から離れて不思議な世界にググッと入って、登場人物と冒険していました。指輪物語とかモモとか、ドリトル先生のシリーズとか。ちょっと体が弱くて鈍臭くて、体育とかドッジボールとか大勢でワイワイ遊ぶのが苦手な子供だったので、インドア派でした。
今が丈夫が取り柄ですが(笑)
大人になってから買った本は読み終わったら処分してしまうことが多いのですが、村上さんの本は子供の時のように村上ワールドにグッと引き込んでくれるので大事に読み返します。温度と湿度と風を感じます。そして塀の隙間に入り込んでいく感じ。
あと折に触れて読み返すのは、サリンジャーの本です。
ライ麦畑は高校生の頃に初めて読んで衝撃を受けました。そして時間がかかりましたが、先日原書でも読みました。主人公はイケメンなのになんかこじれて、あれやこれや自分のなかで醸造して、どったんバッタンもがきながら生きていて、その姿にすごく共感していました。今となっては、子供たちも見た目には気楽そうにしていても色々悩んでいるんだよなぁと感慨深かったり。読み返せる本って良いですね。
サリンジャーは『パパ ユー アー クレイジー』と『ママ アイラブ ユー』『マイ ネーム イズ アラム』という家族と子供の話がとってもとっても素敵なので、機会があったら読んでみてください。古本でしか読めないかもしれないですが、サローヤンが家族をとても大切にして愛していたのが強く伝わってくる、心温まる作品です。
最近は戦国時代小説ばかり読んでいましたが(信長好きなので)、たまにはほのぼのした本もまた読もうと思います。
今回のお題のおかげで自分の読書体験を振り返る機会になりました。感謝です!
昨晩はワインを飲みすぎて寝落ちしましたので、明るい時間にぽちぽち描いてみました。毎日途切れず書きたいと思っていますので。
お付き合いくださる皆様、いつもありがとうございます。おかげ様で日々の楽しみとか喜びを探す癖がついて、とてもよかったと喜んでいます。
では、今日もいい日になりますように!