zhijienove’s blog

アラフィフのおばちゃんが不器用な日常を綴りつつ、自分を振り返りつつ、日々を楽しく過ごす様子をつらつら書いています。イラストも好きです。

味噌作り実践、の巻

急に空気が冷たくなりました。

風も強い日でした。三寒四温、ってやつでしょうか。日差しの明るさと体感温度の低さの落差についていけません。ブルっ。

バレンタインデーに味噌作り。私らしい、と思います。チョコの代わりに味噌をあげても喜んでくれるだろうか。

さて、今日は味噌作りの工程をごらんいただきます。私は赤味噌を作るので『豆麹』を使っているのですが、説明は一般的な白味噌の作り方で進めますね。(米麹も豆麹も作り方、分量ともに同じです。)

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* 味噌作り *

 ■白味噌

  ・米麹  1.5キロ

  ・塩   1キロ

  ・大豆  2.6キロ

 

① 大豆はよく洗って3倍の水に24時間浸します。

今回は14時間で吸水しました。その時の温度・湿度や豆の状態などによりますが、豆が水を吸ってふっくらしていたらオッケーです。

②圧力鍋で豆を柔らかく煮てください。(これは鍋の大きさや仕様によって変わるので、お使いの鍋で柔らかくなるまで煮てください。圧力鍋でなくても大丈夫ですが、時間がかかります)

適量の豆が浸る程度の水をいれ、吹きこぼれ防止のためにアルミホイルで蓋をして煮ましょう。(親指と薬指で挟んで柔らかく潰れる程度まで煮てください。)

うちの圧力鍋は2リットルなので、5回に分けて豆を煮ました。潰すために大きめのタライがあると便利かもしれません。

③豆が煮えたらザルで水切りし(煮汁は豆の硬さを調整する時に使いますので、捨てないで!)、熱いうちにつぶしましょう。冷めると硬くなって潰すのに苦労します。

ミンサーがあると楽ですが私はマッシャーで地道に潰しました。

④麹をほぐして塩900グラムと混ぜます。残りの100グラムはよけておいてください。(最後に使います)

私はいつもAmazonで(株)鈴木こうじの豆麹を購入します。麹も色々あるので試してみてくださいね。

 

麹と塩900グラムを混ぜます。手でよくほぐして混ぜてくださいね。

⑤潰した豆を手でお団子を作れるくらいの柔らかさにしたいので、硬いようなら③の煮汁(ぬるめ)を混ぜてください。(足りないようなら40度くらいの湯冷ましでも大丈夫です)

⑥豆が人肌程度に冷めたら④と⑤をよく混ぜましょう。

必ず素手で混ぜてくださいよ!

コネコネ、楽しく混ぜましょう。

このお団子をエイヤっと陽気に容器に放り込んでください。(オヤジですな…)でもほんとですよ。「美味しくな〜れ!」です。「ストレス解消!」と投げ込まないでくださいね。

⑦味噌を漬ける容器の内側を焼酎でよく拭いて殺菌し、お団子状にした⑥を投げ込見ましょう。空気が入る余地がないように。ぎゅうぎゅうに詰めてくださいね。

ぎゅうぎゅうに詰め込んで!投げ込みながら手で押し込んで、とにかく隙間なく詰め込みましょう。

⑧全部詰めたら上を平らにして、避けておいた100グラムの塩を全体にふりかけてラップで蓋をしてください。

塩を振ったらラップで蓋をします。タッパではなく、瓶を使う時は蓋に新聞紙等を被せてホコリが入らないようにしてください。

蓋を閉めたら日の当たらない涼しい所においてください。

10月上旬頃まではそのまま寝かせてください。中を除いても大丈夫ですが、かき混ぜたりせずにそっとしておいてあげてください。豆と麹が一生懸命発酵しています。

というわけで、あとは紅葉の季節までそっとしておいてくださいね。うちは10キロで1年分十分賄えます。「多すぎるわ〜」という方は分量を減らして作ってください。昨日、妹は3キロの分量で作っていました。

このレシピは友人から教えてもらったものですが、麹の分量を増やすとリッチな味わいになるかと思います。塩の分量はあまり増やすと「塩辛〜い」味噌になってしまうのでお気をつけあれ。

圧力鍋をガンガン使ったので換気扇に蒸気が上がったし、と外してみたら昨年12月に付け替えたばかり(年末に新品になったので大掃除はしませんでした)ですが、しっかり汚れていました。味噌作りに3時間。換気扇掃除に2時間。掃除はまめにしたほうがいいですね…

というわけで、味噌作りのシーズンです。ぜひ気楽にチャレンジして見てください。

ではまた明日です。

おやすみなさい。