もりには春が来ていました。
こだわりの布で洋服やあずま袋を作って販売しているママ友がいます。懐かしい幼稚園で開催されるマルシェに出店するというので、覗きに行ってきました。もりのようちえん、という名前の幼稚園。名前の通り、緑地公園に接したもりの中にあります。土と木と草。坂道と泥んこ。その中に隙間だらけのログハウスが建っていて、子供たちはただただ走り回って土をほじくり返して、おやつに野菜をいただいて、お友達とふれあって、大地と生きる力をもらったのではないかと思います。
素敵な幼稚園に優しい先生方。そしてユニークなお母さんたちがいて「こうでなければならない」みたいな考え方はいらない、親も子も楽しく遊ばせてもらえるとても『のびのび自由』な園でした。きっと今でもそうなのだと思います。
今日は暖かくていい天気。颯爽と自転車に跨って幼稚園へ向かいました。昔は草っぱらだったところは今は住宅地で、池があったところは駐車場ですが、幼稚園は静かにもりの中に建っていました。(さらに昔、私が大学生だった頃はそこはただ鬱蒼とした森でした。たぬきや蛇が出るし、街灯もない夜は真っ暗な砂利道が走っていたんですよね〜。時代は変わりますね)
駐車場の奥の、老人ホームの前でマルシェは開かれていました。幼稚園の卒園児のお母さんたちがお店を出していたようです。その昔、息子の担任だった先生がやっている木のアクセサリー屋さん。友人の『綯交ぜ工房か』
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ピクルス屋さんの『想芽舎』。そのほかにもパン屋さんやお菓子屋さんが可愛いお店を開いておられました。
今は副園長先生の、昔お世話になった先生が声をかけてくださって、嬉しいやらありがたいやら。私が昔植樹させてもらった(うちにあった木をもらって頂きまして)どんぐりの木が大きくなったから「見に来てくださいね〜」と言ってくださいました。え〜、先生、私本当に行っちゃうよ?コロナ前まで毎年春に園をお借りして同窓会をしていました。子供達が大学を卒業して各地へ散らばってしまう前に、もう一度同窓会をさせていただけたらいいなぁ、なんて仕切り屋ババアの私は考えたりしちゃいました。
嬉しくてキャアキャア喋っていましたが、お昼に店じまいとのことでお暇して帰宅したら13時過ぎてました…今日はピアノのレッスンの日やん!慌ててお昼ご飯を食べ(抜かずにお腹いっぱい食べるところあたり、ダメ生徒なんですよね〜。眠くなってました)、10分ほど指を動かしていたらピンポーン。先生が来ちゃいました!
今日もとちりまくりながら、鋭いご指摘を受けながら、あっという間に時間が経ちました。もー、いつまで緊張してとちるんだろうと情けなく思いつつ、楽譜について質問したり、ベートーベンはどんなつもりでこの曲を買いたんだろう?とか聞いていたら電話が鳴りました。みどり会の先輩からでした。「じゃあ、帰ります」と先生が立ち上がったので時計を見たら15時40分…「ん?あれ?レッスン始めたのって14時ですよね…?」レッスンの時間は40分。1時間オーバーって…
楽譜の話とかピアノの話以外にも、雑談が長引き過ぎました…先生はご近所さんなので、ご近所話もはずんじゃって…わーん!いつもすいませ〜ん!
あれ、やっぱり私の話が長いのか?この後、管理事務所へイベント関連の資料をファイルしに行った時も、事務長から駐車場不足解消の構想について聞いていたら…いや、私の話も長いのかもしれんけど、
私、聞き上手なんです!
そういうことにしておこう。お調子者じゃない、聞き上手なんです…これ以上傷を抉るとまた落ちちゃうので、そういうことにしておこう。
夕方買い物をして帰宅したら、いとことサイクリングに出かけた息子が「今日は泊まっていく」と連絡してきました。妹の家で美味しそうなご飯を食べている写真と、みんなで雀卓を囲む写真が送られてきました。妹夫婦は明日も仕事なのに申し訳ないです。しかし、よかったな〜息子。春休みは遠出しないようだし、バイトと家の往復。たまにはこうやって元気に遊びに行ってくれ。私は先生に教えてもらったヴィルヘルム・ケンプのベートーベンを聞いて少しでもまともに弾けるように勉強するよ!(こんなこと言うとむっちゃ上手な人のようですが、今は小学生並み…あ、上手な小学生以下かも…なので、もうちょっと素敵な演奏ができたらいいな、レベルです)
毎日こんなに好き勝手やっていてはいかん!と思いますが、まあ、パートも決まったことですし、仕事が始まるまでは楽しいことだけやっちゃおう!始まったら頑張ります!
今日はそんな感じです。
では、また明日です。
おやすみなさい。