なんちゅう寒さでしょうか?
なんなら半袖で過ごしていた数日が嘘のようです。今日は寒かった!ダウンを着ている人もちらほら。私、かろうじて長袖のババシャツを着ていたものの、綿のワンピースと薄手のカーディガンといういでたち。首には綿のスカーフ。完全に春のお嬢さん、もといおばちゃんでした。昨日、ワーワー鼻詰まりの話をしていたのに、風邪引いたらもっと大変なことになるでしょ!脇が甘いこと、この上なし!
考えてみたら昨日の夕方も寒かったです。買い物帰りに仲良しのてつ子さん(86歳)に会って立ち話したのですが、普段話を切り上げられない私が「寒いから帰る」と言ったほどです。てつ子さんはスレンダーなので、薄着に見えていましたが、ウールのカーディガンとか色々6枚くらい重ね着していました。私はやっぱり油断して薄着でした。まだまだ甘いのです。
今日は昼から珍しく息子の高校時代のお友達が来る、と言うので出迎えて顔を見てから96歳のGAMAさんのところへ出向きました。。昨日、「明日もう一度来て」と言われましたので。とても芯の強い素敵な女性です。「今日はちょっと体調が悪いんだ〜」と言うのですぐお暇しようと思ったのですが、気がついたら玄関先で2時間半喋ってました。腰痛が良くなった私ですが腰が痛くなってモジモジしていましたし、彼女は靴箱に寄りかかっていました(苦笑)。
途中手を握ったりしながらお話ししていたので、振り解いて帰るわけにもいかず。若干お耳が遠いので、笑顔で傾聴しておりました。戦火を潜り抜けてご苦労された話とか、七人兄弟の中で今は自分しか生き残っていないお話。ちょっと涙出ました。GAMAさんの手は温かかったけど、肩にカルシウムが溜まって痛くて眠れなかったり、寂しい時があったりと辛い時もあるのです。お話を聞くだけで喜んでもらえるなら、ちょっと腰が痛いくらいは我慢できるってもんですね。
「あんたの手はお嬢さんの手だね」と言われ一瞬喜びましたが「苦労してない手」と言われてしまいました。うーん。まあ、確かに生死に関わるほどの苦労はなかったかもしれません。あまちゃんなのかもしれません。文句言ったらばちが当たりますかね(>ー<)”
帰宅したら、息子とその友人の『服部殿』は映画の『スティング』をみていました。「面白かった〜」と言っていましたが、彼らはポール・ニューマンもロバート・レッドフォードも知らないんですよ。まじか?と思いましたが、私がGAMAさんからみて苦労知らずの若造なのと同様、(いや、同様ではないか?)彼らは私より何十年も年下なんですよね。時代は変わっていくんですよね。
息子も映画好きですが、彼も家族で映画好きなようでした。「子供の頃にお父さんに見せられて怖かった映画」を教えてくれましたので、三人でもう一本見ることにしました。久しぶりに『たません』を作って(たこ煎餅に目玉焼きとソースを挟んだもの。これだけなのに、とっても美味しいのです。)ぽりぽり食べながら見たのは
フランスのアニメ映画です。1973年の作品だそうですが、シュールで空間も時間も独特の『間』があって、綺麗な絵で丁寧に作り込んであって「なんだかフランスらしい感じ」の映画でした。ちょっとグロいのですが世界観がとっても素敵です。お腹が膨れて眠くなりましたが、寝てしまったらもったいない。最後まで食い気味で見てました。この映画にいろんな人が影響を受けたのも頷ける。でも、小学生が見るにはちょっと「大人」すぎるきらいもありましたが。
服部殿は映画を見終わったら帰って行きました。私が彼を服部殿と呼ぶのは、名前を忘れないように勝手に『服部半蔵の子孫』と言う設定にしたためです。彼曰く、外国人からは「忍者〜!」と言って抱きつかれることもあるとのことでした。でしょ?
明日、特に用事があるわけではないのですが、早寝早起きを目指して今日は早めに就寝したいと思います。寝坊したけど眠いですし…
皆さん、急に寒くなりました。風邪など召されませんように。
ではまた明日です。
おやすみなさい。