「できることだけやっていればいいってことですよね?」
とその女性は言いました。
いや、今朝の区政協力委員就任説明会での最後の質問者のコメントです。区政協力委員とは、名古屋では町内会の会長・副会長のことをいいます。その名の通り、区政に協力するお役目です。一応名古屋市長から任命されております。と言っても、皆さんほぼ全員が『順番』とか『くじ引き』で決まったんだと思います。私は順番、そして『くじ』で見事引き当てました。(これはくじ運がいいのではなく『ちょびっと出っ張ったクジを何も気づかず引っ張り出した』、つまり引っかかっただけなんですけどね…単純でアホな人間です)
うちの団地の区政協力委員は組合の理事も兼任するので1年で交代するのですが、よその皆さんは2年の任期です。毎月第2日曜日の夜に会議。プラス結構いろんなお役があります。お祭りとか、敬老会とか、成人式とか。そして災害時には災害地区救助委員としてのお役もあるという…結構盛りだくさんなボランティアですね。まあ、でも、通常の仕事はともかくとして、災害時は役所との連絡係が一番のお仕事かなと思います。繋ぐ人がいないと右往左往になってしまうから。
今日は区役所の講堂に集められ「え〜、え〜」と『え〜』を連発する新任の区長さんを筆頭に、滑舌が悪くて「でございます」しか伝わらない課長さんや、明るく元気な係長さん、穏やかで素敵な進行役の女性が前に並んで説明してくれました。なんかよくわからないけど、とにかく行政と地域住民の架け橋的な、お役所の伝達事項をきちんと届けるのが仕事だと思います。でも質問された方は年配で、分厚い冊子と難しげな文章と何やらフローチャートを見て不安になられたのだと思います。彼女は私のすぐ前に座っておられたのですが、説明会終了後に区長さんがすっ飛んできてなだめておられました。
真面目な方だと全部まともに受け取って、押しつぶされそうになってしまうのだと思います。だって具体的なことが書いてないから不安にもなりますよ。でも多分、役所側も「緊急時にはみんなで協力し合って頑張ってください」が大前提ですが、基本は
できる範囲でご協力ください
のスタンスなのだと思います。説明の時に「ご自分の家族の安否をまず確かめてから」というフレーズを何度も言われましたから。まずは自分と家族の安否確認。そのあとはできる範囲で。もうそれしかない。できない時はできないんだもん。非常時はできるだけみんなで助け合いましょ!でもそれ言っちゃうと身も蓋もないので。一応役割決めておきましょ、と。
その女性はこんな面倒なお役を引き受けられたのだから、真面目で良い方なのだと思います。お話を聞きながら、自分も今年度引き受けたからには、団地の自主防衛組織をもうちっとシステマチックに構築してみたいと思いました。うちも具体的なことは何も決まってないんですよね〜。それにここの団地、370世帯もあってその70パーセントは65歳以上だから。少なくとも私が話を聞いたお年寄りの三人に二人は「災害時には学区から十分な食料や支援がくる」と思っています。事務所に勤めていた時も「団地の組合でも備蓄を持ってほしい」とよく聞きました。
理想はそうだけど、現実はなかなか難しい。だから、まずは自分の分は自分で準備しましょう!なんです。とはいえ、3日分の備蓄でいいかと思っていたら「7日分備蓄してほしい」と言ってましたね…7日分。結構な量ですな…
お役をいただくと面倒くさいし大変ですけど、知らなかったことを知るいい機会にはなりますね。それこそできる範囲で、ですが人様のお役にたてるし。しかし私、民生委員もしているのにできるんだろうか…いや、考えても仕方ないので考えまい。
できることからコツコツと…ですね!
幸い今日のパートは4時からでしたので、お昼ご飯を食べてうとうとしていました。パート先では冷蔵・冷凍庫のレイアウト変更をいたしました。なんか美味しそうなものがたくさん!そして閉店30分前に統括店長さんが臨店されました。直轄の上司ではないのと、己がおばちゃんだからかお会いしても全く緊張しなかったです。お帰りになられてから「統括、若いですね〜」と言って店長さんから呆れられてました。だって42〜3歳位の方だったから。息子に言ったら「40過ぎてたら若くはない」とたしなめられました。確かに。自分より若いってだけ…か?
もう、今日も「何言ってんだ、お前」な内容ですいません。思ったこと全部垂れ流してて、我ながらおばちゃん丸出しだなぁと思います。でもね〜、もう物事をあんまり深く考えるのはやめたいな、と思って。「アホの考え休むに似たり」っていいますし。
今日も一日色々あって面白かったです。
なんでも楽しめるようになりたい!これも私の希望です。
というわけで、今日はダブルで。…てか、もう明日になってました!
ひゃ〜!おやすみなさい。