zhijienove’s blog

アラフィフのおばちゃんが不器用な日常を綴りつつ、自分を振り返りつつ、日々を楽しく過ごす様子をつらつら書いています。イラストも好きです。

尾張名古屋は城…とジブリ…でもつ、の巻

今週のお題「地元自慢」

今日はジブリパークの開園日。もうすでにたくさんの人がジブリパークについて書いておられるのではないでしょうか?愛知県民、名古屋市民、長久手市民、そして瀬戸市民ならやっぱりジブリパークに言及しないわけにはいかないでしょう。

世界中で大人気のジブリが愛知県に来た!愛・地球博公園にやって来た!

宮崎吾朗監督もCMでも「ゆっくりきてね」と言ってます。今からチケット買っても来年の2月以降の分しかありません。来年暖かくなった頃にでも行ってみようかと思っています。

何にもないとか言われ続けてきた愛知県の象徴が『名古屋城』だけでなくなった!『尾張名古屋は城でもつ』(いや、元々福岡からやってきた外来種?の私に言わせたら、名古屋市も愛知県も歴史の現場で、史跡や訪問すべき場所は山ほどあるのです。特に戦国時代の武将たちを多数輩出し、桶狭間だって小牧長久手の戦いだって、街道沿いに史跡が山ほどあるし、熱田神宮豊川稲荷をはじめとしたお寺や神社、おっぺけぺの川上音二郎関連とか近代の素敵な施設や建物も山ほどあります。名古屋市役所と愛知県庁も珍しい建築物ですので、ぜひ見てほしいですし。それにトヨタもあるでね!)と言われてきましたが、愛知県に全国区のジブリ関連施設がやってくるとは!三鷹に並びました?いや、超えたのではないでしょうか?

地元紙の中日新聞も大々的にジブリを取り上げています。

私がジブリって、宮崎監督(親子共)ってすごいなぁと思うのは、モリコロパーク愛・地球博公園)とそのキャラクターである『モリゾーキッコロ』を塗りつぶしたりしないで、共存し、一緒に公園と森を作っていこうという姿勢を鮮明に打ち出しているところです。ジブリの大倉庫は元々プールだったのですが、吾朗監督は「元のプールらしいところを随所に残してある」と言ってくださいました。愛知県民にとって(私だけではないと思うのです)、万博が開催されたモリコロパークはとっても懐かしくて大切な場所なので、自身がジブリファンであっても全部乗っ取られてしまったら悲しいのです。さらに言うと、モリコロパークになる前は『青少年公園』と言う名前で親しまれていて、小さな子供がいるご家族ならまず間違いなくお世話になってきたと言っても過言ではないのです。かくいう私も子供2人を連れてしばしば遊びに行きました。

名古屋在住30年超えの私としては、ジブリパークや名古屋飯が全国の皆さんに名古屋の良さを知っていただくきっかけになればいいなと強く思うのであります。

さて、地元自慢はこれくらいにして今日観た映画のお話を一つ。

cinemore.jp

ウォン・カーウァイ監督の『花様年華』です。主演のトニー・レオンカンヌ映画祭で主演男優賞をとったカーウァイ監督の代表作です。4Kで「レストア」されたものをNetflixで見ました。息子が「死ぬまでに見ておくべき100の映画」の中の一本だと言って選んだものです。もう、見事なまでに儚く美しい!私個人的には『雨のシーン』と『廊下(Corridor)』が男女それぞれの情動と、文化大革命にゆれた香港の来し方行く末を象徴しているように感じられました。

ストーリーとしては男女の仲が分かりやすく進展するでもないし、映像も全体的に象徴的な感じだったので(そこに私はグッときましたが)、ホラーやサスペンス好きな息子には物足りなかったようです。私は2人の『いけそうでいけない』感じがすっごくよくわかりました。共感しましたね〜。(私も勇気がなくていけない派なので)それに2人の哀しみに色気がありました。普段ハッピーエンドの明るい映画好きな私にもハマる『美しさ』がとにかく素晴らしかったです。

今日の夕飯はラムチョップ。上手に焼けました!ラム肉って美味しい…

そしてトニー・レオンが終始カッコよかったです。なんていい男だ!色気がダダ漏れでした(>ー<)”マギー・チャンも美しくてスタイルが良くて、『いい女』ってこんな風なんだよなぁと我と我が身を振り返って苦笑いしておりました。兎にも角にも、おばさんも恋愛したくなるような水も滴るいい映画でした

カーウァイ監督の作品、これから見ていきたいと思います。すっごく素敵!息子よ!君がどう思おうと今日のセレクトは大正解です!サンキュ!

やっと衣替えも済ませられたし素敵な映画を見ることができたので、今日も大満足です。今月末に行う音楽イベントの曲目も(やっと)演奏者から送られてきたし、今やるべきことは着々と進んでおります。頑張ろう、私!

てな具合で、今日も真夜中になっていました。

明日はいい天気になるそうですよ。

また明日、元気にお会いできたら嬉しいです。

では、おやすみなさい。