zhijienove’s blog

アラフィフのおばちゃんが不器用な日常を綴りつつ、自分を振り返りつつ、日々を楽しく過ごす様子をつらつら書いています。イラストも好きです。

本年もお世話になりました、の巻

2024年もあと数時間です。

今、紅白歌合戦を見ながらPC叩いております。だって風くんがニューヨークから生中継って、見ないわけにはいかないでしょう。すっかりテレビ離れした私といえども。そして、風くんの中継は素晴らしかったです。来年の抱負が「みんなが幸せになること」って、風くん、素敵すぎる!

今年最後の晩御飯はお刺身にしました。母の家のそばにあるスーパーでとてもいい盛りが売られていたので。貝好きの私にピッタリ!鳥貝と赤貝が入っていたので即買いしました。美味しかったです!

思い返してみると、今年は昨年の理事会の宿題が残ったまま始まりました。理事会(理事長=私)に対して裁判を起こしたおじいさんは、まだ控訴し続けています。年度代わりの春頃は、新年度の理事会の皆様に重荷を背負わせてしまったことがただただ申し訳なくて、いつも謝っていました。この気持ちは今も同じです。しかも次年度の理事会にもさらに継続してご対応いただかないといけないという…

しかし、誰に聞いても誰がどうみても「あのおじいさん、おかしいよね?」というご意見でしたので、私としてはもう弁護士さんにお任せして、思い悩むのをやめたのが夏真っ盛りの頃でした。彼一人が納得いかないと裁判を続けているのですが、総会決議に則って進行している組合業務は止まりません。というか進めていかないといけないのに、お相手をしないといけないのですね。彼が訴訟を起こした原因は、彼自身が作ったことなんですけどね。団地全員に対して違反行為を起こしたのに(組合の銀行口座を当時の前理事長と組んで凍結したんですねぇ。理解に苦しみます)、それに対処した理事会が気に入らなくて裁判を続けてるって、不毛です。弁護士費用が嵩むので、もういい加減にしてほしい、とかなんとか思いつつも2024年後半は心も落ち着いて穏やかに暮らしておりました。

グルテンフリーのお菓子屋さん、粉粉で買ったタルト。心と体を満たすおやつです。次男の幼稚園でご一緒した仲良しさん。本当はお花は乗っていなかったのですが、物欲しそうに眺めていたら「ほら」と載せてくれました。サンキュー!

konakona.jp

それは私の周囲の人々や『はてな』の皆様の温かい励ましや、私の思いを受け止めてくださっている方がおられるという思いが私の支えとなっていたからです。みなさま、私の拙いブログをご覧いただき、心の底から御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

大騒ぎの最中は毎日文句をたらたらと書き綴り、いかんいかんと思いつつもここで吐き出さずにはいられなかったのですが、とにかく4月末の総会で新年度の理事会に引き継いだあとは、自分の心身のリハビリに努めておりました。歯医者さん、内科、婦人科、接骨院、整形外科と病院通いに加えて週4日のパート、民生委員としての高齢者サロンのお手伝いや会議とお年寄りの訪問活動。結構忙しかったです。そしてそれに伴ってブログを書くことからも遠ざかっておりました。でもだいぶ元気になりましたので、来年からはまた再開したいと存じます。良かったらまた見に来てください。ピアノもだいぶ上達しました!(あくまでも私個人の感想ですが)

では、みなさま。今年一年お疲れ様でした。どうぞ良い年をお迎えくださいませ。

みんな、愛してる〜!

氷川きよしくんが歌ってます。仲良しのAさん(82歳)が喜んでるな〜。きよしくんの大ファンだから。好きな人がいるって、大事ですよね!

じゃあ、また来年です!

なんということもないけど今日は平和な1日でした、の巻

こんばんは。

今日はいいお天気で洗濯物がよく乾きましたね。私はパートが休みでしたので、こたつ布団も干しました。寒い季節になると「天気がいい」、ただそれだけで人は幸せな気持ちになれるのではないかと思います。明るい光が差してくると希望が湧くというか。大袈裟でしょうか。

パート先でお客様から「喫茶店を開店した」と聞いたので、行ってみました。倉庫を改装した明るくて広々した店内でした。コーヒーはふんわりと軽やかに淹れてあって、大きめのマグカップで出してくださって、とても満喫しました。ちょうど奥でコーヒー豆を焙煎していたようで、香ばしくて心地よい香に包まれて幸せな気持ちになりました。

blog.livedoor.jp

そうは言っても今朝は歯医者さんの定期検診の日だったので、そうのんびりもできずにバタバタしておりました。とはいえ最近、次男が出勤前に洗濯物干しや植木の水やりを手伝ってくれるようになりましたので、だいぶ助かっています。

というのも彼は小売業に従事しているので、普通の会社員の方々より出勤時間が遅めなのです。就職して最初の頃は、朝ごはんを食べてのちハンモックでゆらゆらしながら動画を見て笑っていましたが、私がお弁当作りにあたふたしているのを見て心を入れ替えたようです。だって私が作っているのは次男の弁当ですからねっ!

てな具合でなんとか掃除機もかけて、近所の歯医者さんへ車で出かけました。歩いて行ける距離ですが、歯科検診後にタチヤへ買い物に行きたかったので。3ヶ月ぶりの歯医者さんでしたが、お手入れは合格ラインだったようでした。歯科衛生士のお姉さんから褒められてご機嫌になる私。次の検診は年明け3月。いい状態をキープしたいものです。

最近なんやかんやと忙しくて不本意ながらも近所のスーパーで買い物を済ませていたので、ちょっと久しぶりのタチヤ。タチヤへ行く前に、民生委員主催のほうじゅ会で12月のお誕生日の参加者へ差し上げる鉢を植木屋さんで買いました。その方は私が担当している仲良しさんだったので、そして12月のお誕生日の方はその方お一人でしたので、ご本人に希望の品を伺いました。12月はクリスマスの月ということで、出席者全員にシクラメンをお渡しします。つまりお誕生日の方は植木鉢二つ…そりゃ持って帰るのも大変なので、最初は「いらない」と言われましたが、せっかくなので「私が寄せ植えを作ります!」と豪語してしまいました。予算がありますしね…うまく作れるだろうか?いや、素敵な寄せ植えを作ります!

とりあえず多肉植物のポットと100均の植木鉢を購入しました。来週の金曜日までには上手に植えましょう。毎月はできないな、こりゃ…

タチヤでは新鮮なアジ5匹とか、お買い得な牛すじとか、蓮根とかキャベツとか、あれやこれやカゴいっぱいの食品を買い込みました。帰宅してからは以前姑にもらったものの、気温が高くて干せなかった渋柿を干し柿にしたり、先生が仕事で東京へ出張されたので曜日を変更したピアノのレッスンとかしてました。ピアノは相変わらず先生の前では超緊張してとちりまくり、「まあまあ弾けてるからいいや」と残念なオッケーをいただき、プラス結構辛辣なコメントも頂戴してがっかりました。先生もがっかりさせてるのかなと思うと、がっかりの二乗です。ふう。いつになったら「いいね」がもらえる演奏ができるようになるのでしょうか。頑張れ、私!

アジは5匹のうち2匹を刺身にしました。後の3匹は塩焼き用にしました。新鮮でなかなかに美味しかったです。あとは蓮根サラダ、蓮根とネギの焦げ焦げグリル、タラの白子が今日の晩御飯のラインナップです。アジが美味しかったんですよ。たま〜に魚を捌くと「お、いける!包丁買うか?」といい気になる私。文化包丁しか持っていないので…。できたら出刃包丁と刺身包丁と中華包丁を1本ずつ欲しい。出刃があったら年末にブリとか買っちゃうよ。

なんすかね。平和な1日ってこんな感じのなんでもない日なのではないでしょうか。そして時間がゆっくり過ぎていく感じでした。多分、いつも夕飯を作るときにはNetflixで海外ドラマの動画を英語で見ているのですが、今日はAmazonプライムで音楽を聴きながら歌いながら作っていたからかもしれません。なんとなく時間が余って、サツマイモを揚げてみたりもしました。私は「今年のさつまいもは不作だ」とかブツブツ言いながら、あまり味が乗ってないとか文句たらたらだったのですが、帰宅した次男は夕飯を食べた後に芋3本分をうまいうまいとペロリと食べてしまいました。美味しかったなら、良かったよ。

細く切って水にさらして揚げました。太さがまちまちですね…いやね、先日鋳物のいいフライパンを買ったから、焼き物とか揚げ物とかが楽しくなりましたよ。道具は大事ですね。

まあ、今日はそんな感じです。私、ちょっと最近恋しちゃってまして。気もそぞろだから文章も冗長ですね。これ、なんのカミングアウトでしょうかね。一人で笑ったりキュンキュンしたり、忙しいです。みなさん、どうやって『推し活』しているのでしょうか。更年期な私なので、上手にホルモンを活性化してキュンを楽しみたいものです。

…平和、ですね。すいません。笑ってやってくださいまし。

平和な1日に感謝しつつ、読んでくださった皆様に感謝しつつ、お風呂に入って寝たいと思います。いや、でも今BGMが私の好きなヒゲ弾になってしまったので、もうしばらく小声で歌ってからにしようかな。

では、皆様も平和で幸せな気持ちでおやすみなれますように。

今日も1日お疲れ様でした。おやすみなさい。

 

モズク蟹を調理しました!

ご無沙汰しております!

ここ最近はずっと、午前中は掃除して、洗濯して、花に水をやって、ピアノ弾いて、お昼食べたら昼寝して、パートに行ったりゲームしたりと、毎日同じ行動パターンで心身のリハビリ(?)をしておりましたが、先週末に浜松に行ってまいりました。年に一度の母方の叔父叔母や従兄弟たちと開催している従兄弟会です。そこで蟹に出会いまして、久々にPC出して書きたい欲が出た、というわけです。今、帰宅した息子がご飯を食べている横でポチポチPC入力している次第でございます。

浜名湖の遊覧船。たくさんのカモメを引き連れて湖畔を走ってきました。後ろの山のと湯上へはロープウエイで上がることができます。

昨年までは旅行先にもPC持参して毎日欠かさず、面白かろうが面白くなかろうがブログを書いていたのですけどね〜。あの頃は怒れるおばちゃんだったので、感情の赴くままに書いておりました。心身ともに疲弊していたはずですが、アドレナリンが湧き上がっていたので書かずにはいられなかったのですね。

閑話休題

私はミニ鰻丼。みんなは、80代の叔父叔母たちも白焼と鰻重のセット。健啖家なのです。いやでも、ミニくらいでちょうどよかったですよ。もうちょっと食べたいくらいで。

浜松といえば『うなぎ』でございます。私たちが行った舘山寺にもお食事処の鰻屋さんはたくさんあります。今回食べたところは、従姉妹のご主人おすすめの店でした。が、私個人的には(というか名古屋在住の私たち三姉妹は)ブーイングの嵐、なお店でございました。…が、金沢や関東から集結した従兄弟たちは大満足だったようなので、流石に大人としてお口チャックでニコニコ完食しました。そりゃ『好み』、もありますからね。

一泊二日の短い滞在でしたが、初日にお店で鰻重を(私はミニ鰻丼にしましたが)、二日目のホテルチェックアウト後にはお土産用のうなぎをうなぎ専門店で購入しました。浜名湖畔にある、知らなければチラ見もせずに通り過ぎてしまいそうなあっさりしたお店でした。今は千葉在住の従兄弟が独身時代に名古屋で営業をしておりまして、その彼が美味しいからと紹介してくれました。

見るからに美味しそうな佇まい。決して華美な店ではなく、トタンの屋根で一見すると何かの工場かな?という外観。でも、こういうお店が一番うまいんだな!これが。多分私と同年代と思しき親父さんが、私たちおばちゃんやおばあちゃんたちがワイのワイの言いながら注文するのを捌きながら色々な話をしてくれました。

map.yahoo.co.jp

ご自身の体調不良で来年は店じまいすること。ダムの放水が控えられているから湖に山の栄養が流入しないこと。工場の消毒剤が流れ込むのを薄めるために第2東名の雨水を流し込んでいるから、湖の水が変に綺麗になりすぎて牡蠣や蟹が取れなくなってきたこと。食の安全を謳って国から色々規制が入ってくるけれど、彼のところのような小さな店では対応しきれないので個人店の店はたたむ人が増えていること。地元のひとに聞かないとわからないことがたくさんありましたね。

そんな話を聞きながら、私たちはお店のうなぎを文字通り買い占めました。昼前に閉店です。私が最後にお会計をしながら親父さんと話をしていたら、妹が「お姉ちゃん、カニ!」と顔を出してきました。「モズク蟹っていうのが取れるんですよ。上海蟹です。」と親父さんが教えてくれました。

外に出たら90歳になる埼玉から来てくれたおじが、地元のおっちゃんと交渉して1匹100円で5匹買ってました。「え〜、私も欲しい!4匹!」と言ったら「お釣りがないから5匹にして」と言って千円札を出した私に500円を手渡してきました。そしてカニがいっぱい入った一斗缶からビニル袋に5匹、カニを入れてくれました。え、そこのもっと大きいの…と思いつつ言えない私。

わかりますかね。蟹、5匹おります。上海蟹って紐で括ってあるけど、どうやってるんだろう。結構元気にハサミを振り上げてきますけど…ハサミに藻がついているからモズク蟹。

帰路、コンビニで氷と新聞紙を購入してカニを入れた袋を包み、帰宅してすぐに台所の桶に水を張って入れました。一番大きなカニがすぐに縁を乗り越えたので、ベランダで使っているトタンのバケツに入れ替えました。その後、疲れて台所と続きになっている居間で寝ていたら、ソファの下をカチカチいわせながらカニが歩いてる…トングでつまんでバケツに戻し、お盆で蓋をしました!帰宅日の夕飯はうなぎなので、そして蟹の泥を吐かせないといけないので、蟹は翌日まで水につけることにしました。

そして今日。夕方、小さめのカニ3匹は家にあったタコと牡蠣と一緒にパエリアに。大きめの2匹はセイロで蒸すことにしました。

カニはストレスがかかると自傷行為に走るんだ」とカニを捕まえたおじさんが言ってたけど、確かに足が取れちゃってました。生きようとした闘いの形跡が…

小さいカニは疲れていたのか、観念したのか割と大人しくトングで挟まれてました。けど、大きい2匹は暴れたよ!特に一番大きいやつは、ハサミでトングをつかんだり、3回くらいトングから逃れて床に落ちては、流し台の下の隅に逃げて踏ん張ってました…「ごめん、美味しくいただくから!」と頼んでせいろに押し込みました。本当に、爪を引っ掛けて踏ん張っていて、最後まで諦めない姿にリスペクト…

帰宅した息子が「うまいうまい」とカニをバリバリ食べてました。彼のおじいちゃんは84歳で亡くなるまで自分の歯を全部キープしていました。その舅はものすごく歯が丈夫で豚足とか手羽先を骨ごとバリバリ食べていたなあ。息子が軟骨や魚の骨をバリバリ食べるのを見ると、じいじを思い出します。

息子は美味しそうにカニ料理を食べてくれましたが、私は食欲がちょっと…今日はいいかな…

明日、米とカニ以外の具材を食べよう。出汁はすごく出ているだろう。

カニたち、命をありがとう!

食べるってことは命をいただくってことだった、と改めて思い知らされました。私もまだまだだな。精進します。

長らくお付き合いいただいているみなさま、通りすがりに呼んでくださったみなさま、お立ち寄りくださってありがとうございました。私は元気に生きてます。

いただいた命を燃やしていけと、カニたちに教えられました。

冷えてきました。みなさま、くれぐれもご自愛くださいませ。そしてご飯はしっかり食べましょう!

今日も一日お疲れ様でした。明日もみんなで元気におはようって起きましょう!

では、おやすみなさい。

初めて鵜飼を見に行ったよ!の巻

鵜飼とは、平安時代から続く伝統的な鮎漁です。その昔は貴族や武士が見物していたとか。漁をする鵜匠は、宮内庁所属の国家公務員である大膳職という役職についています。

私は名古屋在住37年目。近隣の長良川木曽川でそういう伝統的な漁を見物できることは知っていましたが、遠くもなくすぐ近くというわけでもなく、微妙な距離でなかなか行ってみようという気にはなりませんでした。行われるのは「夜」ですしね。めんどくさいじゃないですか。泊まるほどの距離ではないし、日帰りで夜はね。私、鳥目ですし。(めがねをかけろ、ですね…)

この日、私たちの舟についてくれた鵜匠さんは綺麗な女性でした。とってもお若いのにお子さんが3人もいらっしゃるお母さんだとか。素晴らしい!大変なお仕事とお見受けしましたが、世襲制なのでご家族の理解も深いのでしょうね。そして彼女の後ろで知り合いのY君が櫂を操っていました。おばちゃんたちが手を振っても無反応でしたけどね。仕事中だし当たり前です。でも、船を降りる時には手を振ってくれました。ええ子や。

…が、小さい頃から知っているY君が成長してお兄さんになって鵜匠の乗る船の船頭をしておりまして。子供達も含め、一緒のサークルに所属していた仲良しお母ちゃん3人組で鵜飼見物に行ってまいりました!

kisogawa-ukai.jp

今回見学に行ったのは木曽川鵜飼です。犬山市内ですので、犬山観光もして参りました。犬山には明治村、リトルワールド、モンキーパーク、そしてもちろん犬山城など規模の大きい観光スポットもあるのですが、今回はちょっと隠れ家的な大人の旅(?)をして参りました。

まずは大縣神社へ。名古屋市から南北に走る名鉄小牧線の楽田駅からまっすぐ東に向かうと大きな静かな神社が現れます。町と山の境に鳥居があって、これから神聖な場所へ入っていくということを体感できます。ここには大縣神社、姫の宮、梅園、四季桜に囲まれた池(立派な鯉が口を開けて出迎えてくれます。エサが売られていましたが、すれ違ったおじさんからパンの耳を大量に分けていただけたので、3人で盛大にばら撒きました。鯉でも人間でも、ご飯を食べさせるってなんだか楽しい。嬉しそうに食べてくれると更に嬉しいものです)

姫の宮が女性を守ってくれる神様とのことで、特に念入りにお参りしました。基本的には安産とか恋愛成就の神様ですが、お年頃の私は心身の健康をお願いしました。お宮の裏に恋愛成就の池もあり、ここはなんだかちょっとブルっときたので強い波動があるのかもしれません。

ooagata.urdr.weblife.me

『マンジャーレ』というイタリアンのお店でお昼ご飯を食べました。小牧線の真横の住宅地にあります。ここには立派なピザ窯があり、ピザはもちろんのことパスタも絶品でした。オーナーシェフはパスタソースの秘訣を快く教えてくれましたよ。お料理は絶品、しかもシェフはお茶目さんで面白い方でした。

mangiare-inuyama.owst.jp

イタリアンのランチでお腹いっぱいになったところなのに次はカフェへ。

『喫茶わん』は犬山焼きの窯元であり、お祖父様のお家(確か文化財に指定されていたような)を改装したカフェもご家族で運営しておられます。茶器はお父さんが焼いたカップで、好きなものを選ぶ事ができました。カウンターの照明の傘はお母さんが絵付けをしたもの。お嬢さんは笑顔で接客してくれました。素敵なカフェでしたし、お腹いっぱいと言いつつ甘いものは別腹な私たち。しっかりいただきました。たまにはいいのです。たまには?

3人組の長女はプリン。次女はプリン、わらび餅、バスクチーズケーキの3種盛り。三女の私はお抹茶と練り切りをいただきました。初めてなのにすごく落ち着く場所でした。

www.inuyamayaki-ozeki.com

そして満を持して鵜飼の船着場へ。長女(一番しっかり者の友人)がそこにいた船頭さんに「〇〇君はいますか?私たち3人は彼の母なんです」といきなり切り出しました。私たちと同年代と思われる男性船頭さんは「えっ?」と目を白黒させていました。いや、びっくりするやろ、あんた、そんなこと言ったら…お母ちゃんみたいなものです、の間違いでしょうよ…(と心の中で呟く私たち)

見物客を乗せる船と鵜匠が乗る船は別とのことでY君は別の場所にいたようでしたが、その後もその船頭さんは「ここの夕日をこの角度で陽が落ちる頃を狙って…」とか「船に乗るときは…」とか色々教えてくれました。私たち3人のインパクトが強烈だったらしく、最後まで気にかけてくれました。船頭さん、ありがとうございました。その後Y君にも会うことができまして、その後、多分私たちの舟から一番よく見える場所へ舟をつけて鵜飼を見せてくれました。Y君、ありがとう。

犬山城の向こう側に夕日が落ちていきました。さあ、ショータイムの始まりです!暗くなったと思ったら、山の向こうで花火を上げていました。風流かな。

今年の鵜飼は10月15日までで、私たちが行った日は木曽川の夜鵜飼の最終日。川風が寒かったです。そんな真っ暗な川の上でお弁当を食べてから鵜飼が始まりました。暗い川面に松明を灯すことで、また、船頭さんの掛け声や櫂で船縁を叩く音で川底で寝ている鮎を叩き起こし、それを鵜が丸呑みにするという漁法です。鮎にとっては踏んだり蹴ったりなのですが、これがとっても面白い。首と羽を紐で結えられた海鵜たちが舟の進行方向(川下)に向かって泳ぎながら、時々チャポンと潜っては魚を捉えます。それを鵜匠さんが吐き出させる。ゆらめく炎や可愛い鵜たちや怪しくゆらめく川面に、日常を忘れ我を忘れてかぶりつきで見てしまいました。

こんな体験はなかなかできません。子供が見ても面白いとは思うのですが、これは大人の遊びかもしれませんね。戦国の武士たちも盃を交わしながら見ていたのかなぁと思うと感慨深いものがありました。百聞は一見に如かず。来年の夏にもまた開催されますので、ご興味のある方はぜひおいでくださいませ。後悔はさせませぬぞ。

ああ、最近夜に眠くなるのが早いし毎日色々あれやこれやあって、1週間前の話題を今頃書いております。日々のあれやこれやもおしゃべりしたい。ううう。静かな時間を取り戻すべく、今は体力つけてます。健康第一!

みなさまも夏の疲れが出る頃です。くれぐれもご自愛くださいませ。

では、私の長話にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

今日も一日お疲れ様でした。おやすみなさい。

 

季節はちゃんとうつろっています、の巻

今週のお題「秋の味覚」

あの暑い夏は唐突に私たちの前からいなくなりました。

いや、まだ日中はじわじわ暑いのですが、朝晩の肌寒さが身に染みてきました。それに、ちょっとお昼寝する時にもガーゼのケットが手放せなくなったのです。こないだまで「アジ〜」と言いながら畳の上に無防備に倒れていたのに、今はそのままゴロンとするとヒヤヒヤ〜と足元が冷えてくるのです!そして折に触れ雨が降る。夜中とか朝方とか、昼間にも時々さーっと降ってきます。私たちがやいのやいの言わなくても自然は偉大な力でバランスを取っているんですね、きっと。

こないだまでギラギラ輝いていた午後3時の空が、もはやすっかり秋の空?その高さに吸い込まれそうです。サングラスと日傘も卒業しました。

災害があったり暑さで体調を崩したりと翻弄されますが、私たちは自然に逆らわずにちょっと知恵を働かせてついていけるといいのですね。とはいえ、生活が脅かされるのは勘弁してほしいです。今年も天災が多発しました。被災された地域の皆様には心からお見舞い申し上げます。そして災害派遣自衛隊や消防や警察のみなさま、ボランティアのみなさま、ありがとうございます。いつもどこかで誰かが誰かを支えてくれていることに感謝します。

最近小さな子供が可愛くて仕方ありません。パート先のお客様が赤ちゃんを抱っこしていたりしたらもう「きゃー!」ってな感じなのです。子供は宝ですねぇ。

さて、秋の味覚といえば芋・栗でしょうか。私の務めるパート先はパンやお菓子の材料を取り扱っているのですが、しっかりと『芋・栗、ついでにかぼちゃコーナー』が作ってあります。女性は芋栗系が大好きです。これは間違いない。かくいう私も大好きです。

そして秋といえば秋刀魚?まだまだ細くて小さいですが私の大好きなスーパー、タチヤはお魚も充実しているので、早速購入して塩焼きにして食べました。あとりんごや梨がたくさん出てきましたね。あの高級果物のシャインマスカットもだんだん値段が下がってきました。チャンス!

いよいよ果物の秋に突入です!

ついつい。買い物に行くとついつい手が出て、会計を済ませた後に我ながら驚く今日この頃です。重くて大量の食材に、帰りの荷物が大変なことに…。でも、最近覚えた『発酵』の技で肉や魚は冷凍せずに美味しく保存しております。塩水につけて半日から1日常温において冷蔵庫へ入れる。これだけで旨みは増すし、痛まないし、まとめ買いをする私にうってつけの技でございます。これはとってもお勧めなので、ぜひお試しくださいませ!

www.kinokuniya.co.jp

そして今年はアゲハの幼虫が2匹さなぎになりました。すんごく美味しそうにレモンの葉っぱを食べて大きくなりました。春にはヒヨドリたちがやってきてみんな食べられてしまいましたが、そういえば最近鳥たちは全くやってこなくなりました。私は奴らを放置していたのですが、思うに階下のおじちゃんにこっぴどく追いやられたに違いない。うるさいしズーズーしいし、糞をしますしね。師匠、ありがとうございました!恐縮です!

そんなこんなで徒然なるままに駄文を連ねましたが、食欲の秋がやってきて美味しいものがたくさん出回るようになり、涼しくなって食欲が増し、せっかく落ちた体重がじわじわと増えてきています。どうする私!?

勝手にしろ、ですね。失礼しました。

最近、整形の先生と接骨院の先生と私の連携プレー(?)で肩の調子がだいぶ良くなってきました。また静かにブログを書けるようになるといいなと思います。よければまた時々お付き合いくださいませ。

みんな元気で秋の夜長を楽しめるといいですね。

では、今日も1日お疲れ様でした。

おやすみなさい。

やっとこさ『陰翳礼讃』を読んだよ、の巻

明日は秋分の日ですね。

こんなに暑くて蒸し蒸ししていて、私は今年も日焼けしちゃっていて、アイスクリームを食べているといつまでも太陽がギラギラ輝いているような気がしているのに、明日は昼と夜の長さが同じになる日です。そしてこれから少しずつ夜が長くなっていきます。そう、暑くても空は高くなっているし、雲の形は小さくちぎれているし、蝉がいなくなって虫の音が聞こえるようになりました。今も夜空の下で虫たちが静かに鳴いています。行っちまった台風が戻ってくるとかいうし、今年は本当にどうなっているんだろう。

9月になっても日差しは強いです。私がパートに向かう午後3時頃にはいつもサングラスをして日傘をさしています。それはそれは静かな時間です。そういえば以前日本でもサマータイムを導入すると言っていたような気がしたけど、あれってどうなったんですっけ?

とはいえ、ちょっと前まで夏になると「今年は異常気象だね」と言い合っていたのに、今年は誰ともそんな話をしていません。夏の暑さが厳しくなっていくのをみんな、なんとなく受け入れてきているのかもしれません。なんとかして争おうと思っていても、この暑さには耐えきれずに私は今もエアコンをつけてしまっています。

そんな今年、私は谷崎潤一郎の『陰翳礼賛』を読みました。なんとか読み終えました。『細雪』とセットになっていて本当は冒頭に載っていた長編から読み始めたのですが、挫折して短い方を読んだのです。だって、分厚いハードカバーのページに小さな字で二段組なんですよ。老眼で肩こりのおばちゃんにはなかなか…この暑さで集中力もなくなってますから。…という言い訳。

ドラゴンフルーツの実が一つ落ちてました。根本が茶色くなっていたので、もう一つもむしり取りました。今朝、息子と食べたらほんのり甘くて美味しかったです。来年はもっと大きく、もっとバッチリ収穫すべく仕立て直そうと決意しました!食い気十分です!

『陰翳礼讃』は、たしか高校の国語の教科書に一部が載っていて、女子高生だった私はすごくインパクトを受けたのでした。そして「谷崎、面白い!読んでみよう」と思い続けて何十年。自分の息子たちが社会人になる頃ようやく読んでみた、というわけです。(ちなみに『アラビアンナイト』にもとても憧れを持っていて、今までに2度、全集にチャレンジしましたが、2度とも途中で挫折しました。だって、同じような話ばかりなんですもん。でも、もう一度アラビアンナイトにチャレンジしてみるか!)

読んだと言ってもこの一作だけですが、谷崎文学、面白い!『陰翳礼讃』においては物事をすごく深く掘り下げて日本の美しさを反芻しておられるけれども、西洋文化流入することを否定するわけでもなく受け入れておられます。受け入れつつも日本の『闇の中でそこはかとなく光る微かな光を愛でる文化』を愛しておられるのだなと思いました。それはちょっと恐怖と隣り合わせの、精神的に落ち着くところと狂気と紙一重、みたいな感じかなと思いました。美しさって、ちょっと怖いところもありますよね?日本の美しさは生活の中において陰になる場所でその暗さの中で見た時の均整、トーンの低さが作用しあって醸し出す空気感なのかな、と思いました。

今年はたくさん実をつけたいちじく。二泊三日の旅行から帰宅したら39度の灼熱地獄にやられて葉っぱが全部落ちてました。実は完熟しないままの収穫となってしまいました。味はイマイチ。仕方ありません。が、その後水やりで驚くほど元気に葉っぱが復活し、最後に一つだけ実をつけてくれました。これは間違いなく美味しいやつです!いちじく、ありがと!

そういえば以前長野の元善光寺を訪ねたときに、お寺の真っ暗な地下廊下を歩いたことがありました。壁に取り付けられた鎖を辿ってようよう外に出た時の安堵感と言ったらなかった。でも、暗闇のおかげで光のありがたみが分かりました。明るいのが当たり前ではないのです。

このエッセイをすごく面白く興味深く読み終えて、私は共感するところもあり異論を唱えたいところもあり、この歳になって読んで良かったのかもしれないと思いました。生意気ながら、そこそこ生きてきて一端の意見を言えるようにもなったんだなぁと。高校時代と違う感想を持ったように思います。やっぱり読書って面白いですね。

今朝作っておいたかぼちゃプリン。適当な分量で作る私。プリンというよりタルト?容器からスプンですくって撮りました。見た目はあれですけど、味は美味しかったです。

さて、谷崎を返却しに行って新たにたりてきたのは折り紙の本、お菓子の作り方、村上春樹のエッセイ、歴史小説です。重厚な文学作品はもう少し涼しくなってからにします。相変わらずの食い気。やっと体重が落ちてきたのに、食欲の秋に突入してしまいそうです。何事もほどほどに、ですね。

最近眠くなるのが早いです。ただいま22時半。もうあくびが止まりません。朝が早いわけでもないのです。そろそろお布団に入りたいと思います。

みなさま、今日もお付き合いいただきありがとうございました。

みんなで明日も元気に1日をはじめられますように。

おやすみなさい。

 

ツクツクボウシは鳴くものの、の巻

残暑厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は毎日、ベランダの植木に大量の水をやり、お昼ご飯の後にはお昼寝をし、そしておやつの時間になったらパートに出かける、という日々を過ごしております。9月に入ってからはパートが休みの日は病院通いか民生の行事、というルーティーンをこなしております。(パート先は小売業なので土日も仕事なんですねぇ。曜日の感覚がなくなります)そして毎日しっかり休息をとっているおかげか、やっと歯茎の炎症が治り、歯周病の治療が終了しました。4月頭から半年。長かったですね…

この歳になると自分のケアは本当に大事と痛感します。周りの先輩方を見ても、今から十分注意してもしたりないくらいだと思います。お節介ながら、皆様もくれぐれも無理のないようになさってくださいませ。

何事も体が資本です。ほんとに。

ドラゴンフルーツの赤みが増してきました。そこから先になかなか進まないのですが、肥料か?水か?それとも大きさはこのままなのかもしれませんね。花がついてから40〜60日後に収穫できるそうです。

さて、8月は民生委員の会議やサロンがお休みでしたので、すっかりダラダラ、もとい、のびのびしてしまいました。暑かったですしね。そして9月3日に名古屋国際会議場白鳥ホールで行われた『名古屋民生児童委員大会』には20分も遅刻してしまいました。13時50分開始と信じて向かったところ、駅についても会場入り口についてもほとんど人の動きがなく、受付で「もう始まってますから」と言われて初めて「ええええ〜!」と気づくという体たらく。13時半開始だったんですねぇ。私、カレンダーに大きく『13時50分!』と書き込んでおりました。なぜ?

まあ到着したはいいものの仲間たちがどこにいるのかわからず、一人知らない人に囲まれて座り、休憩時間にやっと見つけて合流したら

「Oさん、迷子になってるかと心配したよ」と言われてしまいました。

うーん、お恥ずかしい…まるで子供ですな…ご心配をおかけして申し訳ないと皆様にお詫び申し上げました。そして後半の過程は半分以上寝てました…来賓の市議会議員20名ほどのどうでもいい挨拶とか(失礼?)、後半戦は私的には結構どうでもいいことに時間を割いてあって、忙しいみなさんがわざわざ足を運んでここまで会場に拘束される意味がわからなかったです…お金もかかってるだろうし。

私の誕生日に食べたケーキ。ホールケーキを買おうかとも思ったのですが、間違いなく私が一人でほぼ全部を平らげるのが目に見えているので、カットケーキにしました。美味しかったです。

なぜこんな嫌味っぽいことを言っているかというと、先日税務署から『固定資産税について』という通知が来まして。通知の文面から内容は薄々想像がつきつつも、納税は義務だしはっきりしないのは気持ちが悪いので、通知が来た翌日に早速税務署へ顔を出しました。ちょうど台風が暴れまくっていた時でしたが、この日を逃すとしばらく時間が取れないため車で栄(街中)へ出掛けて行きました。たまたま休みだった次男に運転させて。(次男にはいい機会だから勉強しろ、と言って運転手をさせたのでした。運転を、じゃないですよ。社会勉強をです)

話を聞いてみたら、税務署の登録ミスにより現在住んでいる団地(分譲)の固定資産税を17年前の購入当時から買った方(うち)は少なく、売った方はその分多く請求されていたそうです。「は?何を今更?」ですよ。毎年固定資産税は請求書通りにキチンきちんと払ってきましたので。「5年遡って修正登録できるので、5年遡って税金を払って欲しい。」というものでした。この事態は売主である亡くなられたご主人に関する相続(登記とか厳しくなったんですよね?)の手続きで発覚したとか。奥様がまだうちと同じ団地にお住まいなのです。

しかし、お役人ってすごいですね。私は「結論から言ってくれ」と切り出したのですが、ダラダラと経緯と言い訳を語り、「わざわざ来てもらわなくても、こちらから行ったのに」(私は電話して確認したのですけどね)と宣い、いくら払うのか聞いたら「まだ計算していない」と。私は払うべきものは払うと言い切っていたのですが、この返事を聞いて「ああ、ごねたら払わないパターンもありだったのか」と思いました。前日の電話で、時間も指定して訪問したのですけどね、計算してないって…せめて何パターンか出しておくとか、そういうことはしないんですね。のんびりしておられます。競合もいないし、厳しい顧客もいないんですもんね。のびのび自由にお仕事をしておられるのでしょう。

私が「売主とは今でも親しくさせていただいているのでとても困る」と伝えたら、「息子さんが対応しているので、お母さんは知らないかもしれませんよ」と。そういう問題ではないでしょうよ!呆れました。

あなたたちは私たちの税金で働いているんだから、きっちりしっかりしてくれ!

と捨て台詞を残して立ち去りました。息子に「ママ、結構我慢したよね?」と言ったら「すっげ〜嫌味だったけど」と言われました。いやはや。

本当は息子には税務署へ送ってもらうだけでよくて、新しくなった中日ビルの中をぶらぶらしたかったのです。でも交渉の結果、息子も話し合いに立ち会ってから台風の中をキャナルリゾートという温泉施設へ行ったのでした。夏休み最後の日だからか、小学生までは入湯料無料というキャンペーン中でした。子供づれのお母さんがたくさん来ておられましたね。台風が来ていても夏休みは夏休み。大人も子供もお休みの最終日をエンジョイしていて、みんな楽しそうでした。よかったね〜。おばちゃんもお肌ツルツルになったし楽しかったよ。

はあ。市井の私たちは一生懸命働いて一生懸命生きているので、お役所もあんまりふざけた仕事をせずに、つまんないことばっかり重箱の隅突いていないで、しっかり仕事をして欲しいと思いました。

終わり。

夏の絵日記の最後のページはこの話題でした。

長!本当は仲間たちと開催した今年の花火会の話もしようと思ったのですが、それはもしまた機会があったらぜひまた聞いていください。

何はともあれ、残暑に負けずに自分を労って一日を楽しく有意義に過ごしたいと思う今日この頃です。皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。

では、また。