冬日和の中での危険木伐採と造園工事の一日

冬日和

っていうそうです。今日みたいな冬真っ盛りの中の暖かい日のことです。今日は朝から危険木に認定されたサクラ4本と隣家からの苦情の原因であるアメリカフウの伐採が実施されました。8時半から始まるので、今日は早めに支度をして最初から立ち会うつもりでした。お気に入りのIくん（ビーバーに似ているのです。もしくはカピバラ？）が担当だし、日程調整の都合でいつもの下請けさんではない造園会社さんが作業に入るし、何より私発案の（といっても、案の半分だけで植樹は却下されてしまいましたが）工事なので。

今日来ていた職人さんと元請けの担当さんにGODIVAのチョコを一個ずつ配りました。気は心？今日の元請けさんは私のお気に入りのIくんではなく、顔見知りのベテランさんでした…彼も仲良しではあるのですが、ちょっと残念。だって、Iくんは私の心のオアシスなんです。

今日の目覚めはやけにスッキリしていました。「おお、珍しい！いつも目覚ましを何度も掛け直して二度寝三度寝を決め込むのに？」と携帯の時計を見たら、8時39分でした。目覚ましを止めてそのまま寝込んでいたというわけです。あらららら。次男は早朝のアルバイトでもうとっくに出かけて（そして9時過ぎには帰ってくるんですけど）いないし、私はパートがある日でも昼からなので最近めっきり朝が遅いのです。今日はパートはないけど早起きの予定だったのに。たるんでますね。

窓開けて、顔洗って歯磨きして、掃除機かけたら9時。息子が帰ってきました。私は洗濯物を干していたので、スムージーとコーヒーは息子に作らせて、私はコーヒーだけ飲んで飛び出しました。

9時半。

もう随分前からチェーンソーのモーター音が響き渡っています。階段を降りて右に曲がったらすぐの広場西側の桜を盛大に切っていました。もうすでに一本目は終わってた。切り口も新鮮。腐食を進める薬を塗って2本目に取り掛かっていました。元請けの担当さんは、いつものIくんではなく数年前までの担当で私もお世話になったベテランTさんでした。「あ、今日はTさんなんですね」今日の下請けさんはいつものところではないので初めましてのご挨拶。とはいっても、向こうは20年前までうちの団地担当だったそうですが。私が引っ越してくる前の話です。

作業を眺めながらひとしきり喋り倒し、キリのいいところで半分枯れた椿の枯れた部分を切り落としてもらい、嫌々ながら事務所へ出かけました。2月の三役会の議案と資料を確認しないとまた「足りない！」とか「これじゃない！」となるので、コピーする前に全部確認しておこうと思って。2月の三役会から来年度の理事候補も合同で会議に出ていただくのです。それに議案はまだ完成していなかったですし。でも、事務所で作業しようとしても事務員さんから質問されたり事務長から話しかけられたりで、なかなか進まないんですよね。

これ樹木医が『危険木』認定した木なのですが、切り倒してみると本当に危なかったのがよくわかります。住民にも公表しなくては。右の可愛い二つのあんよは団地の元気な兄弟の足です。『何かいいもの（虫の幼虫とか）がないか』確認しにきていました（笑）。

午後にも出てこないと…とお昼をかき込んで、再度事務所へ。午後は屋上の水漏れ工事の下見に植栽の元請けさんと同じ会社の工事部の人たちがきていました。本当は3年前に大規模修繕をした別の業者に水漏れ調査させたし、そこに工事の見積もり依頼をかけたのにいつまで経っても出してこず（というか、事務長に任せたら「都合のいい時に提出してください」ってファックスしたものを見せてくれました…ええっと。年度内に工事するって言ったよね？そして業者の方は何か都合が悪いことがあるらしく（水漏れ調査後に瑕疵ではないと行ってきたけど、私は怪しいと思っています。修繕の時になぜ放置したのか問い詰めましたが、答えは出てきませんでした。それ以上追求するだけの体力がある人間がここにいないので放置ですが…）その後連絡してものらりくらりでした。

そこで業を煮やして長く世話になっている業者さんに連絡したというわけです。名刺をいただいたら、5年くらい前に前の次長さんと挨拶に来たYさんでした。その頃は部長になりたてだった彼は次長に昇進しておられました！優秀！そしておばちゃん（私）が留守番して資料作成している間に、業者さんたちと事務長は屋上の調査に向かいました。

その間に毎週金曜日に来てくれているマンション管理士と元事務員で会計処理の指導に来ているYさんが会計の処理方法について喧喧ガクガクやっていました。アコーディオンカーテンの向こうではじじばばが麻雀をしています。業者さんたちも戻ってきました。いろんな声や音が飛び交って聖徳太子でもないとどの話も聞き逃しそうでした。業者さんを見送り、元事務員のYから話を聞き、マンション管理士と話をし、書類をまとめて事務所を出ました。

今日も頑張ったのではないだろうか、私。忙しいけど、あれもこれも一度に降りかかってきて、それなりに処理できているということは、今私の能力は過去一高まっているに違いない！帰宅してピアノを弾きました。過去一高まっていると思ったけど、ピアノの方はそうでもなかったです。