zhijienove’s blog

アラフィフのおばちゃんが不器用な日常を綴りつつ、自分を振り返りつつ、日々を楽しく過ごす様子をつらつら書いています。イラストも好きです。

東谷山へ行ってきたよ、の巻

東谷山フルーツパーク行き』の名古屋市営バスに乗って、

東谷山へ行ってまいりました。天気良し。気温良し。気分は上々です。市バスの一番後ろの席に陣取って、ゆらゆら揺られながら40分。うちの近所のバス停から乗れるものの1時間に一本しかないバスで40分…子供たちがまだ幼い頃は、今はなき私のダイハツ・ネイキッド(ボディーカラーはイエローでお気に入りでした)に乗って毎週通っていましたが、最短距離なら家から30分で麓の駐車場に到着していました。いや〜、バスだとちょっとした小旅行ですね。

最寄りのバス停に立っていた電柱。電灯が消えたら電話しましょう!

揺れも相まって、気づくと寝てる!を何度も繰り返しながら終点に到着。昔はバスはフルーツパークの目の前までつけていたのですが、開発が進んで周辺に素敵な住宅地が広がったため100メートルほど手前にターミナルが新設されていました。そこからテクテク歩いてフルーツパークを抜けて、山のてっぺんにある尾張戸神社の駐車場に着いたのは家を出てから1時間40分後でした。

ecodomo.info

今日なぜここへきたかというと、東谷山の麓で保育園を運営している方から「手伝ってほしい」と声をかけられたためです。週に何度かのパートでいいようでしたので、バスで通えるのか試しに行ってみたというわけです。園の中を覗いてみましたが、人の気配がない。いつも山の中へ入って遊んでいると聞いていたので「お弁当持って遊びに出かけたのかな」と思い、先立って尾張戸神社へお参りすることにしました。

owaribe.jimdofree.com

10年ほど前まではなんだかんだ言って毎週登っていたし、と軽く考えて登り出しましたが「あれ?こんなに急な坂だったっけ?」頂上に着く頃には息も絶え絶えでした…そんな私を神社は変わらない姿で静かに迎えてくださいました。お参りして神様にご挨拶をしてからおもむろにスケッチブックを取り出す私。ベストポジションに陣取ってちまちま描き出しました。頂上から少し下がった石段の脇に座り込んでいたので、通る方から不審な目で見られつつ一枚描き上げましたよ!後ろを通られたおじいさんから「綺麗な絵を描いとるねぇ」とお褒めの言葉を頂戴してニヤニヤが止まらない私。

我ながらいい感じに描けた!神様のご加護でしょうか?うふ。彩色は間に合わず…

描き上げて神様に一礼。石段を降りて行ったら一人の男性が立ち止まっています。マムシがいるから私の後ろを通って行きなさい」

「へ?」石段の脇に生えている灌木の根元にマムシがとぐろを巻いていました。「わー、マムシ、初めて見ましたー」と素っ頓狂な声を出す私。「噛まれたらいかんから」と、とぼけたことを言っているおばさんに対しても、あくまでも紳士的な男性。しかもイケメン!そして私と同世代と思しき年代。平日の昼間になんでこんなところにいるのかと思っていたら、地元で会社を経営しているとのこと。お昼ご飯を食べに出て、食べすぎたから腹ごなしの運動を兼ねてお参りしに来たそうです。「社長さんってお仕事は大変なんだろうけど、やっぱり優雅だなぁ」とか的外れなことを考える私。昼休みに豪華ランチを食べてからお散歩…素敵ですねぇ。嫌味ではないですよ。だって、これはご本人の努力の賜物ですから!

とってもいいお山なのです。大好きなお山です!古墳もあるよ!

マムシのお酒を作るとか?」とか発言する私に失笑しながらも「気をつけて帰ってくださいね」と最後までジェントルマンな彼に見送られて下山いたしました。

結局下山しても保育園には誰もいませんでした。連絡してから訪問しろ?そうなんです。でも、私、責任者のお母さんの連絡先しか知らなくて。様子を見に行くだけだし行ったら会えるだろうとたかを括っておりました。ただこのお仕事は50過ぎのおばさんにはちとハードかもしれません。思った以上に通勤に時間もかかりますし。お役に立てるかどうかは、また今度会った時に仔細を聞いてみましょう。

おまけですが、帰りのバスは私がバス停に着いた5分前に出発していました…むうう…トイレも何もない無人のバスターミナルで1時間待つのは無理なので、5つ先のバス停まで歩きました。

志段味古墳ミュージアム。この辺りは尾張の豪族の古墳が多数出土しています。

本日の歩数は19、573歩でした。

私の最高記録です!

そして帰宅しても元気なので、洗濯物を取り込んでからすぐこのブログを書き出しました。やっぱり、昔からお世話になっている尾張戸神社の神様が守ってくださっているのだと思います。仕事の話にはつながらないかもしれませんが、今日もとっても心楽しい1日でした。感謝!

今日は息子の帰宅も遅いので、これからちょっくらピアノでも弾いてきましょう。晩御飯の調理はその後で。

遊んでばかりで恥ずかしい限りですが「こんな呑気な奴もいる」と肩の力を抜くきっかけにでもなれれば幸いです。

では、また明日です。

御機嫌よう!