母から「保険の満期が来たので相談に乗ってほしい」と連絡がありました。私は、一時期保険の営業をしていたことがあるので、保険については多少は詳しいつもりです。母も元銀行員なので、お金の管理にはシビアです。振り分け先の相談かなと思いながら、お昼を一緒に食べようと決めました。
今日は息子も暇なので『ばあばの家の絨毯を干す』という約束を果たすために同行しました。母の家はうちから自転車で20分ほどの距離です。只今息子の自転車が絶賛修理中(まだ事故処理が済まないので、自転車屋さんで眠っています)なため、テクテク歩いて行きました。
「お昼は美味しいラーメン屋さんで!」と母セレクトのお店があるらしいので、母の家からお店へ行く途中の橋で待ち合わせです。私のいつものお散歩ルート、香流川遊歩道の延長線上にあるので、うちから歩いて私の足ならおおよそ30分。母の家にも行くので、確実に一万歩を超えると見て朝のウォーキングはしておりません。
私同様生き物・自然好きな次男と「あ、でかい鯉がいる!」とか「ハヤがたくさん泳いでる!」とか、「ハシブトガラスは単独行動だけど、群れているのはハシボソガラスなんだよ」とかワイのワイの喋りながら向かって行ったら、向こうから母が電動自転車を引いてやってきました。
齢80歳。むっちゃ元気です(笑)
お店は橋を渡ってすぐかと思いきや結構距離がありました。着いてから喉が乾いてお水をがぶ飲みしてしまいました。「ラーメン、ひさしぶりやわ」とメニューを見たところ
とんこつ!
母と同い年の義理の母も元気なのですが、うちの母もかなりの健啖家だったと改めて驚いた次第です。
私は福岡育ちなので、若い頃は「ラーメンといえば博多たい!」と豚骨ラーメンしか受け付けない体(?)でしたが、よる年並みには勝てず、そして名古屋在住30年超えなのですっかり
好きになっていました。でも久々のとんこつラーメン、美味しかったです。とはいえ、かなり鶏がらスープがミックスされていて純粋に豚骨かと言われれば
「違う」
というのは声を大にして言いたいところではありました。名古屋寄りのお味。それはそれで美味しかったです。もちろん!(すいません。ここ、少し気になるところでしたので、くどい表現で恐縮です)
母は保険の満期金で「終身医療保険」に入ることを検討していました。現在「入院5日目から出る」古いタイプの終身医療保険を持っているのですが、5日目からしか出ない。保険屋さんに勧められたのは「理由はなんでも入院したら入院一時金が出る」タイプの医療保険でした。終身なので一生涯使えるのですが「とりあえず10年分前納する」という提案でした。計算すると月々4700円程度の保険料。
なるほど〜。10年経ったら90歳。そこから先は月払いにしてもいいし。重かろうと日帰り手術だろうと手術代も一律で出る。高齢者には手頃な金額で、プラスアルファの補償としてはとても良くできていると感心しました。みなさん長生きされるので、病院のお世話になることも増えてきますしね。
よく「高額療養費で返ってくるから医療保険はいらない」と言う方が見えますが、元保険屋としてだけでなく、父の介護をした経験からも医療保険には1本は入っておくことをお勧めします。なぜなら
1 治療が保険適用可能でない場合は高額療養費の対象にならないこと(*1)
2 食事代は実費であること
3 入院した際に着替えやアメニティーグッズに結構お金がかかること(*2)
4 お見舞いに行く家族も交通費やお見舞いの品、休憩の喫茶代等いつもは不要な出費がかかること
5 ご本人が退院した後も通院したり、サプリや体に良い食品を取るようになる場合が多いこと(*3)
6 ご本人が就業不能となっても家族は普通に生活をする上に企業から休業手当が出ても収入の6割程度。差額分は自腹で、そこへ病院の費用が上乗せされること(*4)
などがその理由です。
*1 加えていずれは高額療養費の制度がなくなる可能性もあります。
*2 もちろんパジャマや下着、身の回りの物を持ち込むこともできますが、洗濯等介護する側の負担がかなり大きくなるので病院側が提供するアメニティーセットを利用される方も多いかと思います。1日数百円から1000円程度かとは思いますが、入院日数分かかるので、長くなると負担は大きくなります。
*3 通院費用を別途特約でつけている保険もあります。
*4 就業不能保険というのもありますが、医療保険で出費分が賄えれば良いのかなとも思います。いくつも入るのは負担が大きくなってしまいますし。
「じゃあ、これに決めたわ」ということで、あとは絨毯を干したり片付けたり、お茶を飲んだり喋ったり。そして帰宅してから「スシローとサウナ!」と出かけたところ、歩数は15799歩となり、サウナでいい汗流したこともあり、イラストを描きならが寝落ちしたりと、お陰様で今日も一日楽しい日でありました。
保険のお話をしたので長くなってしまいましたが、これは皆様のお役に立つ話かもしれないと書いてみました。参考になれば幸いです。
ということで、今日も猛烈な睡魔に襲われております。
これにて失礼仕ります。
また明日。
おやすみなさい。