保留にされていた候補の方が、民生委員就任を了承してくださいました。
会長からグループLINEで報告があり、一同ほっといたしました。その方が心の広い方でよかったです。ボランティアとはいえ結構忙しかったり面倒なこともあり、なかなかなり手が見つからない民生委員。引き受けてくれる方は貴重な人材です。欠員が出ることなく引き継がれることになったので、よかったです。任期は三年。私も自分のことを考えると三年では終われないだろうという予感しかないので、ちょっとだけ荷が重いかも…
でもお年寄りには喜んでいただけるし、自分の勉強にもなるし、私も頑張ります！
さて、午前中はバイト上がりの息子に洗濯物干しを頼み、私は植木のお手入れをしました。２４節気の雨水も過ぎて、だんだん植木の水やりの頻度が上がってきました。うちはベランダに植木鉢を置いているので、土の状態を見ながら水をやっています。今日は寒肥も施しました。みんな今年も元気に育ってくれたらいいな。
そろそろレモンの剪定もしなくては。きちんと勉強したわけではないので、私の手入れがきちんとはまって、その年の気候がその果樹に合えばたくさん実をつけてくれます。昨年はいちじくもレモンも大豊作でした。でも、ブドウは初めて一個も実がならなかったです…お世話が間に合わないので植木の数を減らしたのですが、息子からは
「うちのベランダはジャングルだし」
と言われています（笑）。冬が終わりに近づいてきて、植木も放りっぱなしにはできなくなってきました。やっぱり心を込めてお世話してあげると元気に育ってくれますしね。今年は久しぶりにチューリップも植えたので、春が楽しみです。
午後はピアノのレッスンです。先生は今日も颯爽と登場されました。「まずはハノンを聞かせてください」ええ〜！ハノンかぁ…「ゆっくりでいいですか？」「和声と旋律は続けて弾いて」って、和声と旋律ってなに？のレベルの私。「長調は一種類だけど、短調は『和声』と『旋律』があるんですよ」「ああ、確かに短調は二種類ある！」と初歩から教えてもらって必死でメモをとる生徒。
また一つ賢くなりました。
「惰性で弾かないで、ちゃんと考えながら弾いてください。」先生、言い方は優しいけど結構スパルタ…切長の目で「きっ」と見られると、ちょっと怖い…一番最初のレッスンの時は「運指は好きなように」と言ってたじゃ〜ん！でもやっぱりまだそのレベルではないと判断されたらしく、ハノンをきっちりやるようにご指導を受けました。
押忍。
最初にレッスンをお願いした時は「ショパンのワルツを…」と楽譜をコピーさせていただいたのですが、「ワルツのためにこれ、やりましょうか」と言われ、むか〜し弾いたベートーベンの『悲壮』の第3楽章を今必死で弾いています。こないだ先生が弾いてくれたのを真横で聞いて「きゃー！ステキー！」と感動したので、真似して軽やかに弾いてみたかった。だって、先生の演奏は走り抜けていくような疾走感に溢れていたので。「そりゃRONDOですから」ロンドってなんすか？「舞踏曲です」あ、なるほど。
先生からは「ベートーベンの意図をきちんと汲んで、楽譜をきちんと読んで、適当にタラリラ弾かないように」としっかり釘を刺されました。「力抜かないでください！」「トリル（トゥルルルと弾くところ？）はもっとしっかり！変なところに力が入ってますよ？」「ここの章の切れ目はもっときちんと音を出してしっかり終わらせて！」「メリハリつけて！」
きちんと考えて弾きましょう！
そしてベートーベンの時代の楽曲の成り立ちから教えてくれました。
ベートーベンの話から、私の過去のレッスンの話から、先生は子供の頃からピアノ大好きっ子だったという話から、ワイのワイの喋っていたら、レッスンの時間は４０分なのにお見送りした時には１時間半以上経ってました…わ、先生、ごめん！今日も楽しかったです。これからはもっと頭を使って練習します！
ちょっと知恵熱出そう…てか、疲れた…楽器を弾くって、こんなに頭を使うんだ…もう若くはないから、両手で同時に弾いているだけでも結構な脳トレかも。左手は右手の添え物ではないと言われたしなぁ。左の旋律もきちんと出して…とか考えていたら寝てました…でも地道に練習して上達して、さらに脳も若くなったらすごいなぁ。
今、ダニエル・バレンボイムのベートーベン・ピアノソナタ集を聴きながら書いています。バレンボイムは軽やかに弾く人だと思っていましたが、なんのなんのメリハリある演奏でした。今まで聞き流していました。いつか私も上手に弾けるようになりたいな。
今日も一日、よき日でした。感謝！
皆様のよきこともたくさんでありますように。
明日も元気におはよう、って起きられますように。
おやすみなさい。
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