焚き火をしました。
団地で伐採したケヤキの枝と、伸びに伸びた草と、落ち葉を盛大に燃やしました。敷地の真ん中にある広場に、解体したトタン屋根を二枚敷いてその上に太い枝を置いて、新聞紙を突っ込んで火をつけました。思ったより早く着火しました。空気が乾燥しているからか、天気が良かったからか。
天気予報では寒くなり風が強く吹くと出ていて、寒いのは嫌だなぁと思っていました。火の番をしている人間は暑いんですよ。でも、ここの住民さんたちは年配の方々でも都会っ子が多いようで、火に当たるということをしません。遠巻きにしてみています。なんでだろう?昨年があまりに寒くてみんななかなか出てきてくれなかったことを思い出し、暖かくなるよう祈っていました。
願いは届く!暖かい日になりました。しかし風は吹く。いつもは北西の風が吹くので、毎年同じ方向に向かって煙が流れていくのですが、今年は風の方向が逐一変わっていきました。こういう外遊びをすると、本当に気候が変わっていくのを感じます。
太い枝が燃えて熾火になったのを見計らってお芋を投入し、上から落ち葉や草を載せました。いつもはお掃除のシルバーさんが率先して火のお世話をしてくださるのですが、今年は土曜日開催でお掃除の仕事の日だったせいもあるのか、途中でいなくなってました。代わりに(?)40代のボウイスカウトリーダー(というのでしょうか?ボウイの子供達のお世話をする人)が出てきてくれました。
この方は私がこの団地に引っ越してきてすぐ理事になった時に、一緒に理事会にいらした女性の息子さんです。ちょっとユニークな方です。そして焼き芋会はもう6年目なのですが、今回初参加。何か心境の変化でもあったのでしょうか。でも、男手はたくさんあると助かるし、ありがたく手伝っていただきました。あとで他のスタッフと「シルバーさんが消えたのは、あのリーダーが仕切っていたからではないか」と話題になりました。そうなのか?みんなの顔を立てるのって難しいなぁ。
9時半頃にお芋を投入しましたが、草刈りをして集めた草が湿っていたようで、煙が盛大に出ました。1ヶ月ほど前に消防署に『焚き火』の申請は出してあったのですが、団地の向こう側の町内から「火事では?」と通報があったと連絡がありました。ああ、ごめんなさい。団地の中にはポスターを貼って煙が出ることを通知していますが、他の町内には学区の会議で「焚き火をします」としか報告していないので、ただご迷惑とご心配をかけてしまいました。東隣に大きなマンションができましたし、来年からは隣の町内にもポスターを貼って回るか回覧をお願いしなければいけませんね。
植栽管理の業者さんにも声をかけておいたら、次の芝刈りの掲示用チラシを貼るついでと言ってきてくれました。知り合いの業者さんに会うと「焼き芋やるよ」と声をかけるのですが、みなさん来た試しはない。彼が初めて来てくれました。しかも、私服で来たので聞いてみたら「お休み」なのにわざわざ来てくれたようでした。なかなかおしゃれでしかもハーレーに乗ってきた⁉️「わー、見にいきたい!」と言ったらスタッフの若いお母さんからジロッと見られたので、諦めて大人しく焚き火のお世話をしてました。
彼はアウトドア好きな男の子なので、来てくれたからには手伝ってもらおうと思っていたのですが、火の番をしていたのがおじさんたちで気が引けたのか、しばらく私の横で喋っていましたが「じゃあ帰ります」と言って帰っていきました。自分の分と奥様の分の焼き芋を2本買って…
コラー、手伝って行かんかい〜!
まあ、いいや。おばちゃんは来てくれただけでも嬉しいよ。32歳の男の子。まあ、いきなり知らないおじさんたちの中には入れないですよね。そりゃそうだ。
当日はあたたいお芋を大量に食べ、今日は余ったお芋でスイートポテトを作りました。パート先でラム酒とバターを買って帰り、夕飯を作りながら焼いてみました。とてもおいしかったです。
煙はたくさん出たけど、お芋は120本売れました。たくさんの人たちが何らかの形で参加してくださいました。楽しんでいただけていれば、どういうふうでもいいんです。みんなで交流して、仲良くなりましょうという会ですから。そして12月の10日には音楽会です。みなさん、またのご参加をお待ちしております。
眠い。久々に日付を跨いでしまいました。明日の予定は大丈夫だろうか…
そろそろお布団に入ります。
みなさま、今日も一日お疲れ様でした。
おやすみなさい。