いいお天気です。
シーツを洗って布団を干して、ずっと気になっていた窓を拭いてからお茶を飲みました。さあ、今日は何をしましょう。髪が多い私は、現在ショートから伸ばしかけの微妙なボブです。前髪も伸びてきたしなぁ。美容院へ行くか、それとも花壇にタネをまくか。
息子に「頭、ボサボサかなぁ？」と聞いたところ「しら〜ん」とのお返事。心理学科の彼は、私の質問に白黒はっきりした返答をしません。おそらく「え、なんで？」と問い詰められるのが嫌だからでしょう。あ、これは心理学とか関係ないですね（＞ー＜）”
せっかくのお天気なので、美容院はまた今度にしてタネを撒きましょう。うちにはグラジオラスと、ナデシコと、カスミソウの３種類の種があります。野菜や果樹ですでに飽和状態のベランダ。自宅にはもう植えるスペースはありません。ベランダにはスナップエンドウも植えたいし。（うちのベランダは基本、食べられるものを植えております）タネは全部花壇に撒いてしまいましょう。お掃除担当のシルバーさんに「スコップ借りま〜す」と声をかけて、早速集会所南の花壇を耕しました。奥には先日植え直した花たちがいますので、手前の空いたスペースを三つに分けてパラパラっとタネまきしました。
お昼まではまだ間があったので、今度音楽会を開く際に演奏者のステージになる藤棚の下を綺麗にすることにしました。草ボーボーです。そしてその上に落ち葉が積もっています。草をむしって落ち葉と共にゴミ袋に詰めてしまえ！だがしかし、せっせ、せっせと抜いても抜いてもキリがないのです。結構広いスペースだから。というのもありますが、通り掛かるご近所さんとおしゃべりしたり、広場の向こうを歩くおばあちゃまに手を降ったり（すっごい大きな声で「Oさ〜ん！」と声をかけてくださいました。嬉しかったです。）手を止める時間が長いから、かもしれません。腰と膝の具合もおかしくなってきたし、ちょうどお昼になったので片付けて遠くから眺めてみましたが「最初と全然変わらない」ように見えるのはなぜでしょうか…？
午後からは民生の引き継ぎです。現民生さんと一緒に担当の高齢者宅を訪問しました。３０軒のうちの１５軒ほど回って打率は５割。昼中は外出される方が多いようです。不在の方は現民生さんが後日再度訪問されます。結構たくさん階段を登ったり降りたりして疲れました。現民生産は７３歳。日曜日に残り半分のお宅を回ることになりました。
訪問した高齢者の中には特に親しくさせていただいていた方々もお見えになります。一人はお孫さんがうちの長男と同級生のおばあちゃま。ずっとお仕事をしていらしたし、労働組合の活動もしておられたので、とてもしっかり、はっきりとした元気な方です。今日お会いしたら随分痩せて顔も白くなっていました。午前中に広場の向こうから声をかけてくれた方です。大きくてハリのある声で挨拶してくださったので、まさかこんなに疲れたお顔をしているとは思いもしませんでした。そういえば最近お会いしていなかった。短期間にグッとお年を召されたような感じです。体調が思わしくないと言いつつも「これからよろしくね」と喜んでくださいました。
もうお一人は、洋裁サークルでご一緒していたHさん。２ヶ月ほど前には元気にお散歩しておられたのに、お風呂場で倒れてからグッと体調が悪くなられたとのこと。「次の担当者がOさんでよかったわ〜」と言ってくださいましたが、お一人ずまいの彼女は近日中に施設へ入居されるとか。「え〜、そうなんですか？」食事をする気にならないので、あまり食べていないという彼女は、痩せて小さくなっていました。入居までの間だけになりますが、できるだけのお手伝いはしたいなと思います。
お二人ともしっかりした明るくて元気な方でしたので、とてもショックでした。とにかくもう無理はせずに自分を大切に、ゆっくりと生活していただきたいと思いました。いつかいつかと言っていたら、状況が変わっていってしまうのだから自分がやりたいと思うことは『今』やりたいと思った時にやるべきだなぁとつくづく思いました。
後で後悔しないように。
民生委員を引き受けて面倒だと思わなくもなかったのですが、私でもお役に立てることがあるかもしれないですね。それに民生委員として訪問しなかったら『仲良くして頂いていたあの方は、知らないうちにどこかへ行ってしまわれた』みたいなことが増えてくるのかもしれないと思うと、引き受けてよかったと思います。頑張ろっと。
可愛がってくださった方々に少しでも恩返しできたら、こんな嬉しいことはありません。
感謝ですね。
感謝の心を忘れずに、お布団に入りたいと思います。
では、みなさま、良い週末をお過ごしくださいませ。
おやすみなさい。
