命をいただいています、の巻

お昼寝しました。

いいお天気の中、先輩と二人で午前中の３時間かけて団地の中を歩き回り、『みどり会』が剪定していた樹木を確認してまわりました。程よく疲れて眠い！これ全部を業者に依頼したら、結構な金額になりそうです…資料にまとめて理事会に提出します。

管理事務所でクリップボードを借りていたので返却に行ったら「Oさん！お電話です」と事務員さんに呼び止められました。「？？？誰から？」「排水管清掃業者の〇〇からです」なんで私に？と思いつつ電話に出ると「理事長になったらしいじゃん」と言われました。「なんで知ってんの？てか、副理事長だし…もう！」私が事務員だった頃に、仕事で団地に来た時はいつも差し入れをくれた社長です。

そこの下請けさんがとってもナイスガイでして。仕事ってこういうふうにするんですね！と感動させられる丁寧な仕事ぶりなんですよ。かっこいいんです。

話を聞いていたら、２年に一度の屋内排水管の清掃についての確認の電話でした。現事務員さんから「６月にやるんだよね、よろしく」と言われたと。本当にやるのか心配だったから私に確認しかったそうです。いや、私に聞かれても…一応確認して午後に折り返す約束をしました。

確認した結果、総会で予算を取っているし事務長さんが電話で依頼したようだったのですが…私を信用してくれている、ということでしょうか？理事になったし？それはありがたいけど、今の事務所との信頼関係はどうなっているんだ？なんか複雑。お昼をすぎたので、夕方に電話しに来ると事務員さんに伝えて一旦帰りました。１３時から民生委員の会議があるので。

うちの団地は２年に一度、３７０世帯全部の排水管（縦管）を高圧洗浄するのです。古い建物なので、詰まったら大変ですから。そして、私たち旧事務員が一斉にやめるきっかけを作った２年前の理事長の時に、この縦管清掃を他の業者でやらせると言って揉めたんですよね。単価は安いけど件数が多いので、自然金額も大きくなります。発注を止めてよその業者をいくつか当たり、相見積もりをとった結果、結局いつもの業者さんに頼むことに。そういう値段交渉は、前年度の理事会が予算を出す前にするべきではないかと私は思うのですが。

この業者さん、ここの団地とは付き合いが長くて何十年も値上げせずに安値でやってくれていたのに、揉めたせいで一般的な金額に値上げされてしまいました。しかも前回は調整がうまくいかないからと夏前に実施してもらえず、年度末に清掃に入る羽目になりました。そのせいで棟によっては夏に虫（！）が大量に出てしまいました。

総会で予算が通ったならそのまま執行してくれ！と私は思いましたが、世間では違うのでしょうか…私、一介の主婦なのでそういうのは疎くて。

夕方、事務所へ電話をしに行ったら「もうかけたから」と言われてしまいました…私が電話すると社長に言ったんだけどなぁ。別にいいけど、そういうところ、かなぁ？

家に帰ってぐだぐだしてからピアノの練習をしていたら、民生で見守り担当をしているMさんから電話が入りました。

「約束の鯛を釣ってきたけど、いる〜？」

「いるいる！本当に釣ってきてくれたんだ〜！」

５月に福井まで鯛を釣りに行くとは聞いていましたが、まさか本当にいただけるなんて思ってもいませんでした。「１匹でいいかなぁ」もちろんです！３０センチはあろうかという立派な鯛です。Mさん、ありがと〜！

切れない包丁で一生懸命２枚下ろしにしました。半身は刺身に、半身は鯛めしに。アラは大根と一緒にお味噌汁にしました。

この鯛くん（オスでした）、どうもまだ意識があったようで…内臓を引っ張り出そうとしたら「キュー」って…一瞬手が止まりましたが、「ごめん！」と一気にお命頂戴しました。なかなか普段は生きている生き物を調理することなんてないので、ちょっとビビりました。昨日のアカシャエビも生きていたなぁ、そういえば。とても美味しくいただきました。

調理しながら、これは息子に見せなければと途中から呼びました。鯛の処理は私がいたしましたが、副菜の調理を息子にやってもらいました。私は椅子に座って指示出し。彼なりに思うところがあるのか、素直にお手伝いしてくれました。