今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」
与えられたお題ってなかなか思いつかないんです。今日もスルーするつもりだったのですが、途中まで書いていて「これはお題に沿った内容かも?」と思い、今週のお題に挑戦することにしました。私の場合は、調子が悪い時はバッハを聴いています。とても落ち着くんです。
体調が悪い時というよりは精神的に調子が悪い時、要は落ちた時ですね。ここ数年は落ち込むことってなくなっていました。50歳過ぎて本格的なおばちゃんになったからかなぁ。強くなったのか鈍くなったのか、いずれにしても自分としてはとても楽です。そしてなんとなくですが、接骨院に通って骨盤調整してからは、体だけではなく精神的にもとても調子が良いような気がします。自律神経が整ったかもしれません。
若い頃は一度落ちると1週間、いや下手したら1ヶ月くらいはひたすら自分を責め続けて落ち込んでいました。思うようにできないことや周囲の人はどう思っただろう、というようなことを延々と考え続けて疲弊していました。若い頃の私は、今思うと本当に気の毒というか可哀想というか、よく頑張ったと思います。辛くて死にそうでしたもん。本当に。でも自分としては必死でしたが、そんなこと考えなくてもいいんだよって言ってあげたくなるようなことでひたすら悩んでいたのでした。他人から見たら何を悩んで何を考えているのか、さっぱりわからなかったのではないかと思います。とにかくかなり病んでいました。
そんな感じの私でしたが、ずっとバッハが好きでした。なんか落ち着くというか、脳がキューっとしまってスッキリする感じがするというか。聴いているのも好きでしたが、ピアノでもよく弾いてました。高校生くらいの頃にバッハの『インベンションとシンフォニア』という楽譜を習っていました。その楽譜の曲を最初から延々と弾く、みたいな?高校生まで住んでいたマンションは周り中がピアノとかバイオリンを習っている人ばかりで、夜の9時くらいまでは普通に練習オッケーでしたし、名古屋に引っ越してきてからは授業がない昼間には3〜4時間くらい延々と弾いていました。バッハに限らず、ポップスやジャズなどその時に弾きたい曲を弾きまくっていました。
若い時はピアノを弾く時は無茶苦茶集中していて、気がついたら口が開いていたりして。昔バスケットの選手でだらんと舌を出してプレイする人がいましたが、ああなる気持ちわかります。そのころのご近所の方々にはかなりご迷惑をおかけしたのではないかと思います。今更ですが、あの頃は許容して下さって本当にありがとうございました。そしてご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
そしてこの度、バッハの平均律クラヴィーアを弾くことになりました!
ワーオ!やったー!
自分一人では新しい楽譜にチャレンジすることはできなかったです。先生に習っているからこそなので、先生に感謝です。「できますか?」と聞いたら「大丈夫ですよ」と言っていただけました。嬉しい。かなり嬉しい。あの曲やこの曲を自分で弾けるようになったら、すんごく嬉しい!先生、ありがと〜!よろしくお願いします!
しかし昨日のレッスンで、今習っているバッハとモーツアルトの『きらきら星変奏曲』(まだやってます)を弾いたのですが、変奏曲を弾き終わった時に言われたことが私の性格というか生き方をそのまんまスバリ当てられているようでビックリしました。先生は私の演奏の仕方を注意しておられたのですが。
「次がどういう展開か考えずに飛び込んで行って、途中でハッと気がついて直してるでしょ?」って。
「ちゃんと考えて、一呼吸おいてから落ち着いて弾き始めてください。主題は変わらないんですよ」って。それと「手先で引かないで、手首でもなく腕でもなく、ピアノは肩甲骨で弾いてください」って。わ、私の生き方が丸見えだと思って恥ずかしかったです。後ろから見ていて、聞いていたらわかるそうです。弾き方に性格が出ると言っておられました。
そうなんですよ。慌てて飛び込んでしっちゃかめっちゃかになって慌てて「は!」と思い出す、みたいな生き方をしてきました。慌てなくてもいいんだよ、って言われても真っ白になってテンパるみたいな。そして小手先でなんとかしようとするみたいな。
今、せっかくここで気がついたんだから、これからはもう少し落ち着いて行動しよう。なんでも一人でなんとかしようとせずに、周りの人にも手伝ってもらおう。20歳も年下の先生から人生を学ぶ。お話ししていると先生の方が年上みたいです。年齢は関係ないですね。いや、私もそれなりに人生経験しているとは思うんですけど。
人生、一生勉強です。
今、ここでもブログの中でも素敵な人たちに囲まれて生活できていることを感謝したいと思います。皆様、これからも宜しくお願いします。
さむっ。暖かくして今日もゆっくり休めますように。
おやすみなさい。